HGVCの予約: 出発1か月を切ってからが2回目の勝負

HGVCの場合、チェックイン日から30日の段階に入るとポイントのペナルティが発生します。31日前までは予約手数料が戻ってこないだけです。

そういう事情があって30日前直前には予約が動きます。ユニットを変えたい人や希望通りの予約が取れていない人は、このタイミングでウェブサイトを細かくチェックしましょう。希望通りの部屋が取れていても満足しないで、そこからさらに状況をみておくと良いことがあるかも知れません。

チェックインから30日になると、予約を変更する場合は、持っている予約と同じかそれ以上のポイントを必要とする場合に限ります。1ベッドルームを持っている人なら、2ベッドルームに変更が可能です。それはどういう状況を生むかというと、予約のグレードアップが狙えるということです。列に並んでいる前の人が一歩進めば自分も一歩前に出られるというイメージです。

もし、そういう予約変更を考えるなら、30日前から2−3日以内が勝負です。30日前直前に予約が動く、それに連れて他の予約が動きます。一番大きく予約が動くのがこのタイミングです。ただ、そこから先にさらに他のものが出てくる可能性も否定できないので、自分の予約に満足していれば、運に任せて様子を見る選択もあります。

予約変更を考える時、重要なのは翌年の予定をどうするかです。予約変更は、現状と同じかそれ以上のポイントが必要になります。ということは、部屋はグレードアップできるけれど、追加のポイントを使うことになり、翌年から借り入れることになるわけです。翌年に最低どれだけのポイントがあれば大丈夫かを考えてください。


自分が気に入った部屋やこれまで利用したことがないタイプが出てきたのなら、予約変更すべきです。予約は一期一会なので、次回、同じことが起きるとは限りません。また、持っているポイントと状況が許す限り、できるだけレベルの高い部屋に変更すべきと私は考えています。それは、後悔しないためです。「あーやっぱりあの部屋にしておけば良かった」という思いは、バケーションを台無しにします。

重要なことは、最後の1か月で予約が動いて、棚ぼた的に自分が望んでいたり、経験していなかったりする部屋に遭遇する可能性があるということです。もし予約を変更する気がなくても、毎日予約状況を眺めていると、変化を感じることができます。それは次回の時に役立つはずです。最後の最後まで予約に関して精一杯の努力をして、充実した気分で旅行に出発しましょう。


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